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奈良県内での映画会・自主上映の窓口

映画会・イベントについてのさまざまなご意見
ご鑑賞いただいた映画についてのご感想など
奈良映画センターへの声をご紹介いたします


※※『母べえ』感想 Pick Up

生駒セイセイビルでの上映会に参加して下さった方々の、映画感想の要約です。

30代・女

二度とこんな時代にしてはならない、つくづく感じました。そうしない為に、そうならない為に何が出きるか……。母べえのようなお母さん、なかなかできませんが、少しでも近づきたい、今日の映画を機に成長したいです。良い映画の上映をありがとうございました。

40代・男

    戦争の悲惨さをしみじみ感じた。憲法9条を守り、戦争しない社会を守りたい。
    憲法9条を改正して戦争したい人に、この映画を観てもらいたい。

感想

    母べえの苦労は、現代の働くママたちとだぶっています。母べえのようにたくましく子育てしてほしい、と切に願います。

50代・女

    二十四の瞳、以来の名作です。山田監督の、野上さんの本を読んでの直感はすばらしいです。キャストもすばらしかった。子どもたちは上手でした。

60代・女

    とても感動いたしました。私は昭和16年生まれ、母からよく聞かされていた状況が、この映画を観てよーく分かりました。暗黒時代の日本! あの時代から見れば自由な今、別の恐ろしい時代が来ています。いつまで平和な時が続きますか? 絶対戦争反対!

60代

    私は戦争の経験がありませんが、戦争のむごさを強く感じました。戦争のない世の中になればいいと思います。

60代・男

    悲しい映画なのに、それでいてさわやかささえ感じる不思議な映画、素晴らしさがじーんと残りました。日本人として全員がこの映画に接すれば、今行こうとしている危険な道の軌道修正が可能とさえ思いました。一人でも一人でも多くの人にお勧めしたい。残念なのは音声。特に年配者には聞きづらく惜しまれます。

60代・女

    ありがとうございました。戦争は絶対いやです。

60代・女

    私たちは戦争を知らないが、感動しました。

60代・女

    戦争中のことは知らないことが多いが、戦後のことはつらかったことを思い出し、戦争は絶対してはいけない。

感想

    戦争の悲惨さ、残酷さ。戦後60年過ぎて、日本は平和を享受しているが、世界では至るところで60年前の日本の姿が現れている。その国の責任者は皆、平和、平和という。やはり平和はいつの時代でも維持していくのが大切と思う。聖戦という名の戦争は、いつの時代もしてはいけない。

60代・女

    戦争のない平和な生活がいかに大切か、しみじみと分かる映画でした。普通の日常を奪う世の中にしてはいけないと思いました。

60代・男

    改めて今の平和について考えさせられています。治安維持法などでご苦労された多くの人々、獄中で亡くなられた方々、もう一度、平和や民主主義のために途中で倒れた方々のことを強く考えています。

60代・男

    こんな世の中を来させてはならぬ。でも近づいている。みんな力をあわせて、反戦犯思想統制にがんばろう。

60代・女

    「父べえも山ちゃんも誰が殺したの?」母べえの言葉、とても強く残りました。単に「時代や」「戦争や」と言うだけですまされないものが……。今、私達の生きる時代も「人の命が軽く扱われている」。母べえの生きた時代に近づいていくような危うさがある。少し違うのは、いや大きく違うのは、主権は私達の手に今はある。取り上げられないように、しっかり権利を生かして、できることを今しなければ……と改めて思いました。

70代・男

    二回目の鑑賞です。最後のナレーションが深く身にしみました。

70代・女

    たいへん感動しました。昔、子どものころに経験したことを思い出しました。苦しい時代だからこそ、家族の大切さをしみじみ感じました。

80代・女

    昭和20年3月19日、名古屋で被災しました。すっかり焼けた家の前で一夜を明かし、子ども2人と義母と主人、どうして生きてきたか、感無量です。戦争の惨めさ、悲惨さ、63年も経ちましたが傷あとは残っています。孫たちには平和な生活を、と願わずにはおられません。良い映画でした。

70代・女

    さすが山田洋次さんの作品です。すごい暗いストーリーなのに、さわやかに過ぎていきました。

80代・女

    私の生きた時代です。この犠牲を経て、また同じことを今進もうとしています。体と心が震えるようです。

70代

    ちょうど似た時代を振り返って、この時代を生きた母の手を思い、ただ感謝の念で一杯です。

 

※※九条の会・斑鳩一周年記念上映『月光の夏』感想 Pick Up

九条の会・一周年記念上映会に参加して下さった方々の、映画感想の要約です。

目安A

たいへん素晴らしい感動深い映画でした。音楽を学ぶ若者をも、特攻隊に駆り立てた戦争の悲惨さ。人の命の尊さと、平和の願いを心から考えさせられました。

大和郡山S

    涙、涙で、映画を観た後、帰宅してCDで「月光」の曲を何度も聞きました。青年がピアノを弾く場面が浮かんできて、また涙……でした。

法隆寺西のAさんに寄せられた二人の感想

    よかった。うちの子らは幸せやなぁー。あの子たちは、自分の思いと関係なく死へと進んでいかれて……。
    よかった。子供らにも見せたかった。学校で、こんな映画をしてもらうといいのに。

大和郡山S

    エンジンの不調でやむなく出撃基地に帰還した特攻隊員のその後の扱われ方について初めて知り、戦争の悲惨さを改めて思い知らされました。

竜田西M

    「月光の曲」のピアノが感動的に弾かれていました。残虐な場面のない「九条」のテーマに合うすばらしい映画でした。観に行って本当によかったと思います。

服部S

    「月光」のピアノ曲が胸の奥に響き留まっています。見終わって、一緒に行った友人たちと話しながら帰ったのですが、1人の友達のお父さんは、晩年に「こんな病気の苦しみよりも、あの戦争の苦しみはひどいものだった」と言われたことがあったということでした。
    またもう1人の友達からは、普段忘れているが、こんな戦争の悲惨さを忘れたらあかんねぇ、署名活動も大切やねぇと言われました。
    私も、高校生の孫たちがテスト中でなかったら観てもらえたのに……と思いました。

興留I

    よかった。感動しました。とくに九条を守ることの大切さを痛感しました。

阿波S

    いい映画を観てよかった。途中不時着し生き残った隊員を一箇所にあつめて生きる目的さえ失わせる、そこまで踏み込んだ映画で大変よかった。

神南S

    昼にたくさん来ておられたので、夜はガラガラかと心配していました。

服部W

    300人も参加したとはすごいですね。主人も「涙、涙で感激した」と言っていました。

服部S

    用事で観に行けなくて……。成功してよかったですね。赤字ならカンパも考えていました。

興留A

    年配の人が多かったですね、若い人にも来て欲しいですね。今度はPTAの役員さんにもお願いしてね。

服部N

    息子に、300人来てもらって成功したでと言うと「まだ人口の100分の1やろ」と言われました。

奈良市U

    10年ほど前に観てよかったので、もう一度観に行きました。涙、涙で感動しました。この映画は、県全体に普及して、多くの人に観てもらうといいですね。

服部I

    終わり方がよかった。今の子供たちは戦争をゲーム感覚でしか知らないけれど、現実はそんなものではなく隊員が飛行機ごと突っ込んでいく悲惨なものであることを知って欲しい。

M

    三軒隣のおばあちゃんの話を思い出しました。結婚してまもなく夫は戦地にとられたまま帰ってきませんでした。父親の顔を写真でしか知らない娘さんが1人います。女手一つで育てた娘さんには、今は孫もあり幸せそうに見えます。しかし時々「戦争はいや」と言っておられます。

興留K

    一時の戦火が悲惨であるだけでなく、人間性を踏みにじり、人の心に一生続く深い傷を残す、本当に戦争って怖いなあと思いました。

    本当にたくさんのご意見ご感想をありがとうございました!(奈良映画センター)。

 

高校の皆様の『ウイニング・パス』感想 Pick Up 2005.11.7

奈良県立A高等学校の先生と子どもたちの、映画アンケートの要約です。

奈良県立※※高等学校

余寒の候、皆様方にはますますご健勝のこととお慶び申し上げます。映画会では大変お世話になりありがとうございました。
さて、映画『ウイニング・パス』のアンケートの集約をお送りします。「集約」ですので同じような感想はまとめてあります。実際の分量はこの倍くらいありました。
総じて、あの映画はとても好評でした。生徒達は自分なりによく考えているようです。今回集計していて嬉しく感じました。いい映画です。否定的な感想が、まず見当たりませんでした。一見否定的かと思われる表現をしていても、その直後に「よかった」ということを書いてあったりするような声もありました。(例・「ベタなシーンが多かった。バスケ用車いすを親が作った所。感動して泣いた。」など)。「よくなかった」という覧に○を付けた者は1.7パーセントで、その多くはアンケート用紙の他の覧には何も書いていませんでした。
本校ではここ数年、1年生が3学期に車いす体験学習を行います。この観賞は1年生にはとても良いタイミングでした。また既に体験している2、3年生にとっても、この映画は良いものだったと思います。良い映画は絶好の教材になりますね。これからも教材としての映画鑑賞を積極的に開発していきたいと思っています。よろしくご指導のほどお願い申し上げます。

*こちらこそ、ありがとうございました。これからもよろしくお願いいたします。
しかもアンケートの集計までしていただいて、感謝感激です。(奈良映画センター)。

1.映画『ウイニング・パス』はどうでしたか?

  • よかった…………408人(67.5%)
  • まあまあ…………186人(30.8%)
  • よくなかった……10人(1.7%)

*参考になります。若い皆様は実に率直ですね。 (;^-^ゞ 「よかった」と言っていただけた人の数字が67.5パーセントというのは、なかなか高い数字だとは思いますが、これに満足せず、生徒の皆様全員に「よかった」と喜んでいただけるように、これからも鋭意努力してまいります。(奈良映画センター)。

2.映画の中で、もっとも印象の深かったことは何ですか?


*『ウイニング・パス』の感想をカテゴリー別に分類してくれました。この几帳面さを、奈良映画センターも見習いたいです。(奈良映画センター)。

【学校・友情】
・友達が登校できるように署名を集めたこと。
・健太が車イスで初めて学校に行った時にクラスのみんなが迎えてくれたこと。
・足が動かなくなった主人公の友達2人が、主人公のために精神的にも学校の中でも手伝ってあげたり、素直に喜んでいるシーン全部印象に残っている。
・健太が授業中に漏らしてしまって、それを周りの生徒が嫌がっているのに、親友が嫌な顔もせずに掃除していたところ。
・みんなが(漏らした)健太を「汚いなー」という目で見ていたこと。
・学校で漏らしてしまったこと。すごく辛いと思うし、しばらくして学校に行ってみんなに謝ったのが、すごく偉いと思った。
・車イスで学校に通っていたところ。

*「誰もが友達らしい友達をもっているわけではない」という文章は『星の王子様』でしたが、苦境に立ったとき、友情の大切さが身にしみますね(奈良映画センター)。

【妹】
・「障害者の兄を持った妹の気持ちも考えてみてよ」という言葉が主人公だけでなく家族も辛かったことに気づかされた。でも周囲の人の励ましや主人公の強さ、明るい性格によって立ち直れたと思う。みんなの助け合いが重要だと思った。
・車イスで(妹をいじめた相手を)追っかけるシーン。

*「障害者の兄を持った妹の気持ちを考えてみてよ」というセリフ。実にどきりとしました(奈良映画センター)。

【彼女】
・健太がリハビリに打ち込むトコロ。健太が香織の家に行ってバスケの試合に誘うトコロ。
・女の子の家にまで行って「好きだ」って言ったコト。
・健太がかおりと仲良くなって良かった。
・恋人の力はすごいなあ! 俺も大切な人を作りたいです。

*恋の力はすごいです! ぜひぜひ大切な人を見つけて下さいね(奈良映画センター)。

【車いすバスケットボール】
・車いすバスケをやっている人がすごく多くて大会まであったこと。
・主人公が一度やめたバスケを、事故の後また始めて活躍していたところ。
・車いすに乗りながらバスケをしているところ。主人公がもし生きる自信をなくしていたらバスケをすることができていなかったかもしれないのに……。生きる自信をもって主人公は頑張った。
・車イスバスケで、初めは自分勝手にやってしまっていたけれど、チームのメンバーを信用してバスケをした時に成長したのがよく分かった。
・バスケで仲間を信じてパスしているとこ。最初は自分一人でシュートをきめようとしてたけど、最後はパスを回していてよかった。

バスケはひとりでは成立しない。人生と同じですよね(奈良映画センター)。

【両親手作りの車イス・家族】
・両親が一生懸命に健太のために車イスを作っていたところ。
・車イスでバスケをする力もすごいと思いました。
・親の手作り車イスを受け取る場面。
・車いすバスケを題材にされている作品は多いけれど、主人公の人よりお母さんの方が印象に残っている。車いすを作ったところはビックリした!
・友達や家族っていいもんだなぁと思った。お父さんが優しかった。
・友人、家族の大切さ。ハートの強さで道が開けるとわかった。
・初めは自分の足が動かなくて苦しんでいたけどバスケを通して頑張ってたところと、家族愛。めっちゃ感動した。

それから、バスケはプレイヤーだけでは成立しない。これも人生と同じですよね!(奈良映画センター)。

【最後の試合】
・車イスバスケの試合のところ。かっこよかったし、すごいなあと思った。
・フリースローで1点決まった時、ポーズをとったところ。かっこよかった。
・車椅子バスケットで最後、一生懸命になって試合をしているところや、周りの人が応援している姿が印象に残った。
・あんなにも激しく車イスでバスケットができるんだなあと思いました。
・車いすバスケがあんなにおもしろいものだとは知らなかったです。
・最後のバスケのボールを彼女に渡したところ。
・最後のパス。愛は強いというのを感じた。

困難を乗り越え、このワンプレーがある。映画を上映する側の私たちも、思わず握りこぶしを握ってしまいます(奈良映画センター)。

【その他/全体的に】
・バイクの事故で腰から下が動かなくなってしまって、すっごいショックだったのに立ち直っていくのはすごいと思った。障害を持ったら友達とかクラスの人達は離れていってしまうのに、この映画の中では離れずにいつも仲良くしているのがすごくいいなあと思った。親の「子どもに対する愛」が伝わってきた。
・主人公と親友二人と彼女はすごいなあと思った。あんなに身近な人がいきなり障害者になってしまったら、どうしていいか分からなくなると思う。なのに今まで通りに接しつついろんな世話をしていた。自分の身近な人が障害者になってしまったらどうするだろう。
・全部かな。ちょっと泣いたシーンとかあった。親友とかバリ偉いし!!!
・CGは良くない。心がこもっていない〜。
・椅子が固かった。

*親友とか、バリ偉いよ! d(-_-) デショ?
本当にたくさんのご意見ご感想をありがとうございました。すべてをここに記載することはできませんでしたが、映画を観たら、これからも気軽に感想を聞かせていただければとっても嬉しく思います。どうも、ありがとうございました!(奈良映画センター)。

『ガラスのうさぎ』を観賞して・感想 Pick Up 2005.7.14

結崎小学校の先生と子どもたちから、映画の感想をいただきました。

結崎小学校・教諭

『ガラスのうさぎ』の映画は、みんなの心に響き、戦争の恐ろしさ、命、平和の尊さなど、
たくさん学習することができました。

全校の児童が、観賞後、感想文を書きました。それらをまとめたプリントを同封させて
いただきましたので、ご覧になってください。

熱さ厳しき折り、みなさま、お身体、ご自愛ください
今後ともどうぞ、よろしくお願いします 。

*こちらこそ、これからも、よろしくお願いいたします(奈良映画センター)。

匿名・小学生

せんそうはこわい。ひとりぼっちになった子がかわいそうでした。

*ほんとうに。世界中から戦争をなくしちゃえばいいのにね(奈良映画センター)。

匿名・小学生

ぼくは「ガラスのうさぎ」をみて、せんそうが自分のくにをほろぼすことがわかりました。

*みんなで平和な世界をつくっていきたいものですね。戦争が好きなひとなんていませんもの(奈良映画センター)。

匿名・小学生

わたしは、この映画をみて、平和の幸せを感じました。今まで、こんな平和な生活があたりまえだとおもっていたけれど、戦争の
時代のような時もあったんだなと思いました。わたしが、もし父も母も妹もなくした、とし子なら、かなしくて、くやしくて、
もしかしたら自分から死んでいたと思います。だけどそのつらさをのりこえて、とし子はがんばったのでとてもすごいと思います。
そして、日本は、どの国よりも先にいい憲法があるのもすばらしいと思いました。わたしは、この映画をみてよかったなと思いました 。

*日本の憲法は、平和を大切に思うひとびとの願いから生まれた憲法なのですね。(奈良映画センター)。

匿名・小学生

戦争のせいで、お父さん、お母さん、妹を失ってしまった女の子の話です。死んでしまった家族のために、何があっても生きのび
ようとする力が感動的でした。その後、戦争が終わり、その女の子が習った「新しい憲法」の中には、『日本は二度と戦争をしない』
という文がありました。たぶん、その女の子はそれを見たとき、一番うれしかったのだろうと思いました。
この映画では、二度と戦争をしてはいけないということを一番いいたかったんだと思います。戦争はざんこくだし、せっかくの命が
むだになるので、やめてほしいです。
戦争のこわさや悲しさをこれからも、ずっとかたりついでいかなければと思います。

*映画を通じて、戦争の怖さと平和の尊さを、ずっと語り継いでいきたいと、私たちも思っています(奈良映画センター)。

匿名・小学生

今の自分にできることは、自分がされていやなことは、人にしないこと。自分の心の中の戦争のたねをなくすこと。
身のまわりの小さな戦争(けんかなど)をなくすこと。ひとりひとりがやさしい心を持つこと。友だちを大切にしたり
ひとの心にきずをつけないようにすることなどだ。どんなことでもあきらめずにがんばりたい。

*“自分の心の中の戦争のタネをなくすこと”という言葉、なるほどなと思いました。(奈良映画センター)。

匿名・小学生

にどとせんそうをしてはいけないとおもいました。なぜしてはいけないかというと、おおぜいの人がしんでしまうからです。

*戦争ほどの大量殺人はありません。二度としてはいけないと私たちも思います(奈良映画センター)。

匿名・小学生

戦争をしてはいけないという気持ちが、しっかりつたわりました。

*しっかり映画を観て、感じてくださったのですね。ありがとう(奈良映画センター)。

匿名・小学生

わたしはこのえいがをみて、すごく感動しました。ガラスのをうさぎがとけてしまうほど、つよいねつなんだなあとおもいました。
このガラスのをうさぎはとし子さんのことを見守っていてくれたように思います。

*ガラスがとけてしまうほどの熱さ。ガラスのうさぎは、戦争の怖さを無言で伝えているのですね(奈良映画センター)。

匿名・小学生

ガラスのうさぎは、戦争がどんなにこわいかをおしえてくれました。女の子は、
お母さん、お父さん、妹たちが死んで一人になっても、がんばって生きていました。わたしも女の子だったら、
泣いてアメリカの人をうらんでいたと思います。
女の子は死のうと思っていた時、「わたしが死んだら、お母さん、お父さん、妹のこと、だれが思い出してくれるの?」
と自分に言い聞かせていました。わたしはこの場面がずっと頭の中にのこっています。
二度と戦争がおこらないように、平和な日本でありますように……。

*生き残った女の子、とし子が、家族のことを忘れないように、とし子のことを忘れないであげてくださいね(奈良映画センター)。

匿名・小学生

この話をきいて、一番分かったことは、家族の大切さと、戦争のこわさです。戦争は、何もかもこわしてしまいます。家族を失い、家を失い、町を失い、東京を失わせました。とてもかわいそうだなあと思いました。戦争はすべてをこわします。

*家族を失わない戦争、町を失わない戦争はありません。戦争を、世界からなくしてしまいたいですね(奈良映画センター)。

匿名・小学生

わたしは、この「ガラスのをうさぎ」という映画をみて、あらためて平和が大切だと思いました。戦争で家族がいなくなってしまっても、とし子さんがくじけないで生きていることにわたしは感動しました。

*平和はみんなで守っていくもの。大切にしていきたいと、私たちも思いました(奈良映画センター)。

匿名・小学生

戦争は人の命をうばってしまうとてもおそろしいことだと思います。なぜ、60年前、戦争があったのか。これからは戦争のないようにしたいと思います。

*60年前どうして戦争があったのか、勉強したら、ぜひ教えてくださいませ。私たちも勉強しま〜す(奈良映画センター)。

匿名・小学生

「ガラスのをうさぎ」という映画を見て思ったことはいっぱいあります。広島では多くの人が死んだということは聞いていたけど、東京でのこういう話は聞いたことはなかったのです。多くの人が死んだと聞くとぼくもかなしかったです。ぼくは、ぜったい戦争をしてはいけないと思いました。これからの日本はぜったいに戦争がおこらない平和な国にしたいです。

*大阪も、沖縄も、日本のあちこち、世界のあちこちが焼け野原になりました。みんなで、平和な国を作りましょう(奈良映画センター)。

『アイ・ラブ・ピース』を観賞して・感想 Pick Up

郡山城ホールでの上映会のご感想をいただきました。

匿名

いつの時代も子どもが平和で、笑顔で過ごしていける世界であるように。
世界のどこも全てが平和になりますように。
生まれた事を悔いる世界では、ありませんように、と祈ります。
ありがとうございました。
良い映画を観せて頂きました。

匿名

障害を迎えた自覚に依って自立していく姿。
日々健常である者として学ばせていただけました。
有り難うございました。
平成16年9月24日 4時35分

匿名

普段、あまり考えたことがなかったので、本当に、世界が早く平和になってほしいと思いました。そして、日本で義足を作ってがんばっている人たちがいることも、もっと多くの人たちに知ってほしいと思いました。
貴重な映画、ありがとうございました!!

匿名

『アイ・ラブ・ピース』を観て、今日までアフガニスタンという国と義足の大切さが大変体に染みこみ理解できました。
また、僕も聴覚障害を持っており、あの主役の方と同じように今の人生を強く生き、前に向かって頑張っていきます。今よりも……。

匿名

みに来てよかったです。

匿名

映画を観て、障害や国境、言葉の違いを超えて、互いに通じ合おうとする姿に大変感動しました。
日本は他の国に比べて恵まれているようですが、国籍や言葉、文化の違いに関係ない心の強さに、気持ちを打たれました。
私も今、できることを1つ1つ考えていきたいと思いました。


『ウイニングパス』を観賞して・感想 Pick Up

A中学校のみなさんから上映会のご感想をいただきました。

中学2年・女子

私は、はじめ「ウイニング・パス」という意味がわからなかったのでどんな映画だろうと楽しみにしていました。
この映画は、バイク事故により下半身付随になった男の子のはなしでした。学校では、下半身付随により、失敗することもありました。
しかし、友だちが助けてくれたり、家族が助けてくれたりしました。私は、あらためて友だちや家族への感謝の気持ちを知りました。
私にとって、友だちや家族はなくてはならない大切な宝物だと思いました。そして、男の子は、車いすでスポーツもできるようになりました。車イスでバスケットボールをして、車いす仲間のチームで活躍するようになったのです。しかし、男の子はスポーツをするためたくさん練習しました。私は、努力をすれば人間はどんなことでもできると思いました。最後には、試合にもだしてもらえるようになり、シュートを決めて大活躍しました。
私は、「ウイニング・パス」を観賞して、私も、夢に向かって最後まであきらめず一生懸命がんばろうと思いました。

中学3年・女子

私は、この映画を見て、とても感動しました。それは、主人公の男の子がバイク事故で、もう立てなくなってしまってから車いすバスケットというものに出会うまでの苦しみや、つらさを乗り越えていく姿を見たからでした。初めは、やっぱり現実だと思えなかったり、もう立てないということにやる気をなくしていました。でもある日、車いすバスケットを見てから、だんだんと明るくなり、前向きになっていっていました。私は、
「もし、私がこのひとの立場だったら、こんなに、前向きになれているかなあ」
と、思いました。
やる気や力を出そうとこの男の子が思えたのも、友だちの支え、家族の助けがあったからだとも思いました。私は、
「家族も友だちも、見離さないでこの男の子のためにいろいろしてて、こんな人たちが側にいていいなあ」
と、感じました。もし、この家族や、友だちたちがいなかったら、今ごろまだ男の子はやる気もなんにもなく、笑うこととかもなかったと思います。それくらいかけがえのない存在だと思いました。そして、もちろんこの男の子が、最後まで頑張ったからだとも思いました。
私は、この映画を見て、家族や友だちの大切さや、最後までなげださず、あきらめないということの大事さとか、いろんなものをおしえてもらったなあ、と思いました。私も、この男の子みたいに、生きていきたいなあと思いました。本当に、いい映画で、見てよかったと思えました。そして、もしこういう車いすにのっている人や障害をもっている人が、私のまわりでいたら、男の子の家族や、友だちのように、あたたかくその人を見守っていきたいと思います。

中学3年・女子

車いすバスケット、それは今まで僕が持っていた印象とはまったく違いました。車いす同士が激しくぶつかりあい、転んだりもしていました。僕はスクリーンに映るその光景を見て、自分はなんて弱いんだろうと思いました。
映画の主人公は、突然交通事故にあい、そしてそこから彼の人生は変わっていきました。もし、親とけんかをして家を飛びださなければ、彼はあんなに痛い目をすることもなければ、苦労することもなかったでしょう。しかし彼は少しばかりの自由と引き換えに、かけがえのないものを手に入れたと思います。それは、いつもそばで支えてくれる、本当に大切な人の存在だったり、親がどれだけ自分のことを思い、大事にしてくれているかだったり、映画を見る人によってちがうでしょうが、彼はまちがいなく、車いすバスケットという、この先ずっと続けられる、自分にとっての「生きがい」と呼べるものを見つけることができたのです。
僕は、この映画を見て、人はたくさんの人に支えられて、生きていることを、改めて感じました。多分、多くの場合その支えに気づかないまま、人生を終えてしまうのではないでしょうか。自分ひとりで生きているようで、誰でも、どんな人でも、支えてくれる人が必要です。
僕も、これから始まる人生の中で、支えてくれる人の存在を忘れずに感謝し、そして僕自身も、誰かを支えられる人になっていきたいです。

中学3年・男子

僕はこの映画をみて「自分だったらどうだろう」と考えさせられる場面が何度かありました。もし、急に足が動かなくなったら。あまり考えたこともなかったけど、きっと、この主人公の健太君のような状態になってしまうじゃないかと思います。自殺とかも少し考えてしまうのかなと思いました。
まわりの暖かい人たちに助けられながらもちゃんとまっすぐ自分の道を歩いていく姿はとても感動しました。これはかんたんに誰でもマネできるものじゃありません。
どんなに苦しくても一生懸命に生きていれば希望も持てるし楽しいこともたくさんあります。一度は何もできなくなったけどそこですぐに立ち直って頑張ったからこの映画は最後にハッピーエンドをむかえたんだと思います。
僕も例えどんなに苦しいことがあってもめげないで何事にも一生懸命頑張ろうとという気持ちがわいてきました。この映画をみてよかったです。

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